テニスのポイントのカウントはラブ、15、30、40というのが基本。
なぜ0、1、2、・・・・ではないのか。
一説として、
昔は60進法を使っていた。つまり時計の文字盤(円形)のこと。
これをちょうど4分割する。
すると0(12)、15、30、45を境目に分割できる。
でもこれじゃまだラブと40は納得出来ない。
ラブはフランス語で卵という意味で同時にまだ生まれていないので0という意味を持つそうだ。
あるいは、卵の形が0に似ているからという説もある。
そして40だけれど、これは単に45(フォーティ・フィフティ)が長ったらしいから40(フォーティ)になったという説が有力。
という背景を知っていれば、テニスのルールも覚えやすいんじゃないかな。
さらに雑学。ウィンブルドンについて。
テニスの4大大会(グランドスラム)といえば一番有名なのがウィンブルドン(英国)。
4大大会の中でも最も古く、優勝者には英国王室からトロフィーが贈られる。
エリザベス女王も観戦に訪れる程由緒ある大会。
しかし77年間地元英国出身者の優勝がなかった。のだけれどやっと2013年にアンディ・マレーが77ぶりに男子シングルスで優勝(ついでに先のロンドン五輪でも金メダル獲得)した。
またウェアはすべて白色(を基調としたもの)でなければらない。
ハード(コンクリート)コート、クレイ(赤土)コートが主流の中、グラス(芝)コートであること。
ボールパーソン(試合中ボールを拾いプレイヤーに渡す)は地元の子供たちから選び、数ヶ月間の訓練をする。
ちなみに決勝戦のボールパーソンにはそれまでの試合で最も評価の高かった者が選ばれる。
もう1つ雑学。
テニスにおいて最も強力かつ優位であるのがサーブ。
世界最速は
2004年にアンディ・ロディックが249.4km/hを叩きだした。
さらに2011年にはイボ・カルロビッチが251km/hで最速。
最速の映像ではないが↓の2mを超える大男。
そして2013年、サミュエル・グロスが263km/hという圧倒的な速度で世界最速となった。
残念ながら、最速を記録した映像は見つけられなかったが↓のヤンキーみたいなのがそのグロス。
しかしながら、グロスは最速となった当時世界ランク340位という・・・圧倒的なサーブがあっても単純には勝てないというのがテニスの奥の深さ、面白さでもある。
ちなみにロディックはウィンブルドンで準優勝まで行っている。
最後に前のオーストラリアOPの錦織vsナダルの素晴らしい試合。
日本の試合と見比べるといいけど、やっぱり世界の試合はレベルが違うしそこに立っている錦織は日本人でもずば抜けていると思う。
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